わたしたちのこと
一味真。
魚と向き合い「おいしい」を追求する。
創業者は言いました。
「魚は正直なもの、よく吟味してその持味を余すことなく引き出して巧妙に組み合わせる、秘伝はない。率直にやればよい」
それから九十余年。
魚と真摯に向き合い、技術を磨き続けてきました。
それでもわたしたちは「もっとおいしくできる」と毎日おいしいに挑戦しています。
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90余年変わらぬおいしさ
昭和6年5月、初代和田八次郎が蒲鉾製造販売業を開始。兵庫県の蒲鉾業界に大きく貢献した功績を評価された和田八のかまぼこは、宮内庁御用達の初節句にお祝いとして納められました。その後初代の想いを発展させるべく、良質の魚へのこだわりは世界に向けられます。すり身と蒲鉾の技術指導を国内外の職人へ積極的に行い、枠にとらわれることなく味を追求し続けました。現在もおいしさへの探究と挑戦を繰り返し、関西を中心にご家庭や有名料理店など、様々な場所でご愛顧いただいています。
※写真:昭和時代の工場長 浜口 玲士 氏
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すべての源『海』を守るために
和田八の味へのこだわりはすべて「海」を起源にしています。海が汚れ、生き物が住みにくい環境となってしまっては、わたしたちがこだわりたい良質な魚たちにも影響していきます。これからの未来を担う子どもたちに、おいしく体に良い、わたしたちの練り物を食べて欲しい。大切な海を少しでも守るため、製造過程を見直し食品ロスを大幅にカット。また、包装紙やパッケージに使われるプラスチックを削減していき、わたしたちにできることを全力で取り組んでいきます。
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だれでもおいしく体に良いものを
多様化した食文化が「肉」を中心とした食卓に変化し、良質な魚の栄養が不足しがちな家庭が増えてきています。この問題に少しでも貢献できるよう和田八では魚本来の味わいを守るため、良質な魚を、獲ってすぐにすり身に加工したものを用いることで鮮度と旨味を閉じ込めた、安全で栄養価の高いすり身をすべての商品に使用しています。おいしく体に良いものを、誰でも簡単に摂取できることを目指してこれからも挑戦し続けます。
受け継がれる技
約90年、守り続けた和田八の製法。素材にこだわり、伝統を受け継ぎながら、
皆さまの食卓においしいさと健康を届けるため、日々挑戦しています。
- 厳選したシログチやイトヨリダイ、タラ、はもを、獲ってすぐにすり身に加工したものを使用。鮮度の高い良質な状態のまま加工しています。
- 届いたすり身をさらにきめ細かくろ過し、不純物を取り除くことで口当たりなめらかで安全なすり身ができます。
- すべての商品の源となる「味」を、石臼を使って職人が丁寧に練り上げ、魚本来の味わいを引き出します。