「白天」

もうすぐゴールデンウィーク
とても晴れたお天気の日は、まぶしく気持ちが良いですね。
ショップサイトには、和田八の商品を使ったレシピを公開しています。
トップバッターは“白天HOTサンドスイートチリ ピカタ風”
白天という商品、私どもでは白天身の天ぷらというジャンルに入れています。
天ぷらといえば、“天丼”、”天ざる“の天ぷらを思い浮かべる方が多くなっています。
和田八もこの数年で、“揚げかまぼこ”やら“関西のさつま揚げ”などと説明することもありますが、
関西のお客様には、「天ぷらに何故そんな説明がいるの?」と言われるくらいに
天ぷらはメジャーです。特に「白天」は日本3大祭りのひとつ「天神祭」の時に食すと
言われるほどの伝統食です。(この話題は、またの機会に)
さて、この「白天」は油で揚げているフライなのに茶色でもなく白いって不思議だと思いませんか?
理由は、新鮮な魚をすぐに加工した良質な白いすり身を選び、焦げやすくなる調味料みりんを使わず、
低温の透きとおった油でじっくりと過熱しているからです。
みりんの旨味を活用できないこの和田八の「白天」は、魚の旨味が真剣勝負な一品です。
これまで、生姜醤油・わさび醤油を付けたり、お椀の具材として、長らく日常的に食されてきました。
昨今は、色んな調味料が日本にも出回っています。
レシピでは
魚と相性の良いスイートチリソースを用いて、魚が少々苦手な方には卵と絡ませてフライパンで焼くひと手間で
カジュアルなサンドイッチにしています。
江戸時代の日常、西暦2020年代のカジュアル、それぞれをお楽しみください。